今週の通勤時間の御供は、「運命の人(2巻)」。
主人公の弓成記者の裁判が始まり、まったく家族をかえりみない弓成を信じ、苦しんでいる妻に泣けてきます。
どんなに敏腕記者でも、社会の悪をつきとめようと、あれだけ家族に迷惑をかけながら、妻に一言の説明もしないなんて、悪い男に間違いありません。
腹立ちついでに、3巻と4巻も一気に読みました。
沖縄戦の話が出てきます。
ニュースで沖縄戦のことは知っていたけど、あれほどまでに民間人が巻き込まれ、国に見捨てられ、戦後もその状況が変わらないことを知りませんでした。
一人でも多くの人に読んでもらいたい作品です。
「なんで本のタイトルが”運命の人”なんだ?」と思っていましたが、読み終わった後に気がつきました。←気付くのが遅い!!