今月のクラシックは、チャイコフスキーの音楽をお届けしました。
チャイコフスキーでまず思い出すのは、”白鳥の湖”や”くるみ割り人形”などのバレエ音楽。
ここまで愛され続ける理由について、玉垣さんは、「チャイコフスキーは政治に翻弄されず、ただ美しい音楽を作ったから」と、おっしゃっていました。
たしかに、どの音楽も美しい。
そして驚いたのは、10歳で法律学校に入学して、19歳の時に法務省に入省して働いていたこと。
今でいうキャリア組だったらしいですよ。
その後、22歳で音楽院に入学って、当時の作曲家にはあまり見られない経歴ですよね。
よっぽど、音楽が好きだったんだろうなぁ~。
その音楽に苦しめられて自殺するわけだから、どれだけ辛かったのか・・・。
それを考えたら、自殺後に作った「白鳥の湖」の音楽が違って聞こえてきます。