今月のClose to youは、
岡山地方史研究会会長で川崎医療福祉大学非常勤講師の妻鹿淳子(めが・あつこ)さんにスタジオにお越しいただきました。
伺った内容は、今年の9月に出版された、
「武家に嫁いだ女性の手紙~貧乏旗本の江戸暮らし~」についてです。
美作国で医師をしていた父の元から、武家に嫁いだ、小林万喜さんの手紙が、妻鹿さんの知り合いの家から出てきました。
万喜さんが実家へ送ったその手紙から、当時の暮らしぶりを紐解いています。
米価を見ながら家計をやりくりし、子どもの就職の心配をし、美作の家族のことも心配をし、縁談にも頭を悩ませ、武家に嫁いだ女性は大変だったのですね。
「へぇ~」と思いつつ、江戸時代に生まれなくて良かったと、心から思いました。
私が嫁いでたら、きっと潰れてた!!!!
「武士の家計簿」みたいに、この本も映画化されたら面白いだろうな~。