2011年12月5日月曜日

アンリ・ルソーと素朴な画家たち


ふらりアートめぐり、今月ご紹介したのは、笠岡市立竹喬美術館で開かれている、「アンリ・ルソーと素朴な画家たち」展です。

展示会の名前に入っている”素朴な画家”とは、正規の美術教育を受けず、理論や技術とは無縁に、描きたいという心の衝動にしたがって、作品を創造してきた画家のことです。
ルソーも、パリ市入市税関に勤務しながら、40歳のころから絵を描き始めたそうです。
小さいころから見てたけど、教育を受けたものだとばかり思っていました。

紹介してくださったのは、学芸員の徳山亜希子さんです。
ポスターになっている、アンリ・ルソーの「フリュマンス・ビッシュの肖像」は、ルソー好きな人の旦那さんの絵だということを教えてもらいました。
ルソーの好きな人は、警察官と結婚して、1年余りで夫が亡くなったそうです。
女性の悲しみを癒すために、この絵を描いたそうですよ。

他にも魅力的な作品がいっぱいです。
思わずクスッと笑うものや、これいいの??と心配になるもの、なぜこの絵が!?と、不思議に思うものなどなど、と~っても楽しい展示会です。オススメ!!!!

◆アンリ・ルソーと素朴な画家たち◆

1月9日(月・祝)まで
笠岡市立竹喬美術館
(笠岡市六番町)
午前9時半~午後5時まで
(入館は午後4時半まで)
最終日を除く月曜日と、
12月29日~1月3日まで休館

入館料など詳しくはHPをご覧ください
http://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/
1月4日は新春イベントがあります♪
美術館チケットやグッズなどが当たる抽選会があります。
あたりは100本以上!!
1月4日は、笠岡市立竹喬美術館にGO!!