「由佳の本棚~番外編~」記念すべき2回目です。
1回で終わると思ってたのに・・・。
あっ、次の由佳の本棚は、7月12日(月)放送です。
本好きのディレクターに借りました。
読み出したら止まりません!!
先が気になって途中でやめることができず、一気に読み終えました。
ゆえに、只今、顔面神経痛です。
主人公は、燃え尽き症候群(のような気がする)になっている報道カメラマン。
自分の道を探し求めて北アルプスに登っていると、爆音とともに火の球を見ます。
何かを感じた主人公は、火の球の正体を暴きに行くのですが、そこには国民には伝えられていなかった国家の秘密がありました。
主人公よ、なんでここまで出来るんだ!?の連続です。
ラストは涙です。
私にはまったく見通す力がありません。
100%株には向いていないと思います。
週刊こどもニュースのときから大好きだった池上彰さん。
フリーになってから、さらに活躍の場が広がり、テレビで拝見する機会が多くなりました。
いつも思うのは、「あれだけのことを、いつ調べ上げているんだ?」ということ。
本を読むと解決します。
ものすごいリソース源があるわけではなく、ひたすら気になることを見つけ、調べ上げ、仮説を立てているそう。
私に決定的に欠けていたものに気がつきました。
報道をしているときに読みたかったです。
いつか池上さんにインタビューしたい!!
お掃除本や整理収納本が大好きです。
可愛い装丁を見つけると、ついつい買ってしまいます。
この「買わない習慣」を買うこと自体、買わない習慣を身につけることができない理由ではないかと思いながら購入しました。
織田信長の命により、安土城をたてた、親子棟梁の物語。
「利休にたずねよ」が静なら、「火天の城」は動。
城を建てるには、どれだけの優れた職人が集まって、どれだけの民衆が集まり、どれだけの人が命を落とすのか・・・本の中でめまぐるしく登場人物が動いていました。
石工の戸波清兵衛が父から教えられた言葉が心に残りました。
「石を従えよう、石に勝とう、などと思うな。石を畏れ、石を敬う気持ちで見つめよ。石は人智のおよばぬ力を秘めている。だから重く硬いのだ。」
職人たちの生き方に、心を揺さぶられました。
本を買う予定なく書店を歩いていると(←じゃぁ、何のために行った!?)、猫の装丁に手が伸び、買ってしまった!!
買う予定じゃぁなかったのに!!
主人公は、小学一年生の”かのこちゃん”。
可愛い名前ですよね。
お父さんが、鹿から言われてつけたんですって。
不思議すぎるぞ、かのこちゃんのお父さん!!
かのこちゃんは、マドレーヌという猫を飼っていて、マドレーヌは近所の猫の間では「マドレーヌ夫人」と呼ばれています。
そのマドレーヌ夫人とかのこちゃんの、出会いや別れがある物語。
じんわり、じんわり、心が温かくなります。
志垣警部と和久井刑事が登場する温泉シリーズの(たぶん)25作品目です。
何も考えたくないときは、このシリーズに限ります。
今回の舞台は、太宰治が生まれた、青森県・津軽地方。
そこの黄金崎不老ふ死温泉で、企業経営者が殺されます。
容疑者は、殺された企業経営者の息子。
太宰治について、深く知り、考えることのできる一冊です。
またまた吉村達也のほんです。
温泉シリーズは笑いながら読みましたが、こちらは冒頭からハラハラドキドキ、スピード感がある作品でした。
私の顔面神経痛もこのあたりで激しくなってきました。
かなり面白かった!!
でも疲労がたまっているので、内容と感想は省略します。
面白いけぇ読んでみて!!
主人公は、自分が捨て子だと思っている小学4年生の育生。
なぜ、捨て子だと思っているかというと、母親にへその緒をみせるよう頼んだところ、出てきたのが卵の殻だったから。
常々、自分は捨て子ではないかと思っていた育生にとって、それは決定打になりました。
そして育生は母親から、「卵から生まれてきた」と言われます。
そんな無茶苦茶なことを言う母親ですが、育生への愛はとても深いのです。
瀬尾さんの本って、読むといつもほんわかするんですよね~。