2010年5月11日火曜日

ショパンの恋

 

 
音楽の扉、きょうのゲストは、いつもエレガントな岡山フィルハーモニック管弦楽団の玉垣夫規子さん。
今回は「ショパンの恋♥」について話していただきました。
使用したCDは下の2枚。ユンディ・・・このジャケットは男前すぎるぞ!!
 
ショパンには3人の恋人がいるとされています。
1人目は、初恋の人=コンスタンツィア・グワドコフスカ(←声に出して名前を読んでみて!読みにくいことこの上ない!)、2人目は婚約者=マリア・ヴォジンスカ(←そこそこ読みやすい)、3人目は男装の女流作家=ジョルジュ・サンド(←読むのに全く問題ない)。
とりあえず、一人目のマリアは片思いだったし、3人目のジョルジュはパトロンだったわけだから(よく悪女として伝えられているけど)、恋人は2人目のマリアだけだったという結論に、玉垣さんと私のあいだでなりました。 
それにしても、いくら後世に曲が残っている偉大な作曲家だからといって、恋愛について根掘り葉掘り書かれるのはねぇ・・・。
私なんかに「ショパンって草食系だったんですか?」とか、わけのわからないことを言われて(←2人の結論は草食系)・・・・偉大って大変!!
偉大じゃなくて良かった。←散々、玉垣さんに解説をしてもらって、感想がこれ!
 
ショパンの音楽は、いつも壊れそうで、でもキラキラしていて繊細です。
それが、小さい時から病気がちだったことや、故郷をはなれて両親と会えない寂しさや、自分は長く生きられないという孤独から出たものだったら・・・・もちろん、それだけじゃなく、幸せな思い出も曲に反映されているんだろうけど、この先聴くショパンの音色というものが変わってきそうです。